バリ風の店内でオシャレなカオマンガイを見つけた

コスパ高い!

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秋の長雨とは言ったもので、ここ数日は霧のような、そして時には激しい雷雨をともなった空模様が続いています。
期待していた地元の祭りも中止になり、どうもパッとしない日々。
そこでまずは暗くなった心模様を晴らすべく、東南アジアの陽気な料理、つまりいつものカオマンガイを食べに行ってきました。

今回尋ねたお店はLAO PASA。(http://www.1egg2minds.com/laopasa.html)

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東南アジア料理全般が楽しめ、隠れ家的な立地と上品な雰囲気も相まって女子に人気のレストランとなっています。
今日はランチでお邪魔したので、海南鶏飯(シンガポール版カオマンガイ)とサラダ・日替わりおかずが付いてきました。
先に書いておくと、本日のおかずは魚フライのチリソース炒め。
サラダにはクラッシュナッツもかかっています。
こいつら美味しいです、普通に昼からビールをぐびぐびやりたい衝動でいっぱいです。

さて、ランチ。

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配色の美しさも素敵なワンプレートに、こんもりとピラミッド風に盛られたのはライス。
おぉ、ここの炊き加減はぼくの気持ちいいポイントを突いてる。
気持ちだけ固めにパラパラと炊かれたお米から、ほのかにパクチーの香り、まぶされたフライドガーリックは適度な香ばしさと食感。
脂分も控えめで、鶏のダシが軽やかに踊ります。
そうか、自分はこういうタイプのライスが好きだったのか、とあらためて認識させていただきました。

対する鶏肉は、キレイなピンク色に輝いています。
言うなれば湯上り美人肌です。
肉質も柔らかく適度に薄味ながらもジューシーで、ヘルシー志向の方にも喜ばれそうな口当たりとなっていました。
緑鮮やかなパクチーが、なんだかセクシー。
ちなみにちょっとライスも肉も少なめ。

そこに添えられたタレは二種類で、一つはスイートチリ風です。
甘酸っぱ辛い味付けですが、ここは後味が薫り豊かで、何かのハーブかスパイスの感じがあります。
そしてもう一つは、黒蜜のような香りのする醤油、シーユー・ダムを使ったソース。
タイだとシーユー・ダムにタオチオが入っているのでしょうが、こちらでは入っていませんでした。
このとろりと甘しょっぱい味付けのタレを出す店は今のところ少ないので、これはテンションが上がります。

スープは定番鶏ガラスープでしたが、中にフォーが潜んでいるのがラオパサ風。
ですが、ちょっと独特の香りが強すぎて、ぼくの好みには合わず…。

という、海鶏鶏飯のセット。
ひとつひとつの材料がよく考えられ、そして手を抜かないように作られていると感じました。
しかし反面、上品過ぎる仕上がりに感じたのも贅沢ですが事実。
味付けや香りが抑えめで、何ていうかアジア飯としての野趣が欲しいなぁなんて思いました。
でも旨いんですよ、ほんと。
そして海南鶏飯ランチ850円は、名古屋タイ料理事情から言えばかなりお得です。

店内の調度品も品良く揃えられ、正直、男性は入りにくいっちゃ、入りにくい。
が、しかし一度入ってしまえば、中はシンガポールの風が吹く居心地良い空間が待っています。

カテゴリ東南アジア料理レストラン
お店LAO PASA
住所愛知県名古屋市東区泉2-13-4 カスティロ泉1B
料理カオマンガイ(ランチ)
金額850円
エリア
ウェブサイトhttp://tabelog.com/aichi/A2301/A230104/23004325/

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